2015年4月27日発行

【ムーラン流、会社の歩き方】②〜休み下手の女子たちへ

ムーラン2/Amazaonより

【4月27日、mulan=東京】

年々、「春」と「秋」が短くなっているように感じます。

マグノリア代表の横田由美子です。みなさん、元気にお仕事していますか?

あと一週間でGWです。ようやく「お休み」です。しっかり休んでメリハリつけて、GW明けに体力を蓄えましょう。

・・・と、他人には言っておきながら、たぶん自分では無理だと思います。それに、私のような「休み下手」の女性は意外と少なくないのではと思っています。

実は私、社会人になってから、長期で休んだことがほとんどありません。1日、2日は楽しめるのですが、3日目あたりから、「こんなこと、していていいのか?」という焦燥感に駆られ始めてしまいます。

思い当たる節としては、2001年のサイパン旅行があります。

3泊4日の予定で、新しい水着も購入し、リゾート風のホテルにルンルンで出かけました。ホテルに到着すると、早速、プールサイドでビールと読書。豪華な夕飯をいただき、部屋に戻って「明日は、海辺にでも出かけるか」と、リゾート用ワンピースの整理なぞしていたその時! ! !

テレビの画面に、飛行機が超高層ビルに突っ込む、衝撃的な映像が映し出されたのです。

そう、2001年9月11日に起きた米国同時多発テロ事件でした。

私はそれからテレビの前に何時間か釘付けに。元NHKの手嶋龍一さんの声が震えていたのをよく覚えています。

しばらくは呆然としていたのですが、「こんなところでテレビ見てる場合じゃない。日本に帰らなくちゃ!」という焦れた気持ちがふつふつとわき起こり、再び、バッグに荷物をしまい始めました。

翌日にでも帰国するつもりだったのです。

ところが・・・。

覚えている方も少なくないと思いますが、当時のブッシュ大統領が全米に向けた演説をし、「非常事態」を宣言しました。さらなるテロに備えて、空港などには厳戒態勢が敷かれ、米国内の民間航空路の閉鎖、米国領空内への民間機の入域・通過が禁止されたため、旅行者などもアメリカ国内に数日間足止めされることになるのです。

そして、アメリカ本土ではなかったにもかかわらず、グアムやサイパンなど、アメリカが航空管制を担当している地域も対象になってしまいました。

「どうせなら、ケチケチせずに、本土に旅行に行けばよかった・・」

と、後悔するも、私はそれから一週間にわたって、サイパンに足止めされるのでした。

運の悪いことに、航空便もケチって、ノース・ウェストにしてしまったため、JAL便などは、3日後には、運行していたのに、NWは最後まで動かず、毎朝JTBの人と喧嘩し、夜には「明日こそ帰れるかも」という淡い期待を抱き、翌日、木っ端微塵に破壊されるという一週間でした。

さらにさらに、ホテル代が出たのは、4日目だけ。

あとの2泊は、自分たちで支払う羽目に。FAXや電話代も尋常ではない費用で、同行した友人とも険悪な雰囲気になり、結局、帰国しても、取材からは完全に取り残されていたという、あまりにも「忘れがたい経験」でした。

そんな経験が従来の「心配性」を助長させ、休みを取るのがすっかり苦手になってしまいました。

もちろん仕事はメリハリをつけるにこしたことはないのですが、私はこういうタイプなので、あえてつける必要もないかなと今は思っています。

・・・というわけで、ムーラン編集部は、GWの長期休載はありません。ただ、GWなので、休みたい時には休み、記事を出したい時には出すという、超マイペースで運営していこうと思います。

この年齢になって、自分に合った形で仕事をするのが、最も効率がよいことに気がつきましたから。

なんだか、今回は、仕事の話からは逸れてしまいました。

次回は、「会社の歩き方」とタイトルにあるように、「法人の銀行口座」をひらいた時に経験した面白エピソードを披露したいと思います。【了】


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