2015年3月28日発行

【新・株主総会ライブ】共同PR〜あなたに無能と言われる覚えはない

同社HPより

10時開会 上村社長より挨拶
監査報告 行本監査役 指摘すべき事項なし。

(事業報告) 
 4億円の営業損失。
 WEBプロジェクトにより受注損失引当金を計上。5億7000万円。守秘義務があるので、説明できない部分がある。
 WEBによるPRも重要。当社は従来型のPRが得意。当社におけるWEB関連は付随業務だが、将来は主要業務に。
 本件は、ある官公庁から受注したもので、当該ウェブサイトの構築と運営。
 11万ページと膨大なものであった。高齢者、障害者が支障なくアクセスすることを求められた。
 2013年5月に入札に応じた。WEB制作会社と共同で入札。その官公庁とは通常のPRの実績があった。また、そのWEB制作会社と共同で受注した実績もあった。
 取締役の審議はしていない。
 2014年引当金計上。
 担当者が病気療養。本件プロジェクトから離脱。制作会社も倒産して離脱した。このような事態をふまえ、プロジェクトチームを作り、官公庁とも協議。しかし、要求と大きなギャップが。撤退も検討したが、発注元から厳しい措置を告知された。撤退は望ましくないと判断。
 スケジュールが大幅に遅延。コストが膨れた。
 7400万円は、コンテンツの移行作業。
 30200万円 アクセスビリティ対応に想定外の費用を要するため。
 20200万円 今後の保守業務における補充のアクセスビリティが生じた。
 構築業務は検収を受けられる見込み。今後は、保守業務等。
 すでにギャップは話し合いで解消。追加の損失が生じることはない。

(再発防止)
 一定金額超える場合は取締役会に報告。
 外部者にプロジェクトマネージャーの補佐をする。
 検収を受けられる見込み。
 本件がなければ8000万円の黒字だった。

(決議事項の上程)
動議 新東通信・谷氏から、議長不信任。

12番株主 何のために交代するのか
谷 必要がないので採決に入ってほしい。

株主再質問 質問に答えてほしい。
谷 採決の方をお願いします。

議長 答えになっていない。お答えください。
谷 採決を。

議長 提案には反対。可決されれば交代する。

 協議に入る。10時36分

議長 このまま続けて問題はないと思います。説明していただきたい。
6番 手続き的動議は理由がいらないと思う。 

 再び協議 最終的には投票で決める。投票に入りたい。
 
6番 谷氏に聞きたいが、現取締役に質問したいことがある。それは受け付けるのか。
谷 はい。

採決 43分 8番、谷らが賛成。

8番 定足数の確認はしないのか。
議長 この動議のときに確認する。

 賛成多数可決 議長交代。谷が議長に。
 議長のあいさつ。
 議案の上程

 一号議案責任限定の定款変更 上村社長が説明。
 二号議案 取締役選任の件 上村社長が説明。 
業績安定のため、5名の追加。
 三号議案 株主提案 谷が説明 取締役会の意見表明 上村社長 取締役会は反対。
 
議長の谷が質問 経営方針について具体的に回答してほしい。
上村 売上拡大のため、経費節減の施策、層の拡大

 純増
 営業企画力の強化
 発注対応が多様化しているので営業を強化して対応
 スポット取引の拡大
 新東だけではない。
 海外はグローバルドットコムに加盟している。欧米では他社と共同して海外強化
 ウェブの強化 今回の件は反省する。新たなビジネスチャンスをつかむ。
 変動経費の継続的削減。
 人材育成。しっかりした人材育成の基盤の上で中長期的施策を行う。

会場質問1(6番) 説明できないとのことだが、納得できない。そもそもいくらの受注なのか。
回答1(上村) 1億7700万円

会場質問2(6番) 担当者が体調を崩したとか、制作会社が倒産とかは考えられない。制作会社は下請けなのか。
回答2 共同受注。

会場質問3 割合は。
回答3(木村) 制作会社は下請けで、そこで制作会社がやることになっていた。さきほどの回答は訂正する。

会場質問4 管理に問題があるのでは。
回答4 当時、実績があった、その会社が大手のリストラに会い、厳しくなった。タイミングが悪かった。

会場質問5 どういう会社か把握していなければいけない。受注がなくなってすぐにつぶれる会社では管理体制に問題がある。
回答5 反省している。

会場質問6 反省ですまない。取締役会の決議なしでよいか。
回答6 はい。

会場質問7 どんな大きな契約でもできたのか。
回答7 反省してます。

会場質問8 当社は一億円のこげつきを発生させたこともある。反省がない。同じことの繰り返し。辞任すべき。社外取締役は何をしていたのか。
回答8(上村)私の進退は役員会で決める。

会場質問9 第三者委員会を立ち上げよ。
回答9 ご意見として伺う。

会場質問10(8番) 二号議案が通ったら報酬返上、本来なら、全額報酬を返上すべきではないか。二号議案が通らなくても報酬を全額返上するのかどうか。
回答10(上村) どちらでも返上したい。担当役員木村の責任は役員会で決める。

会場質問11(90番) 社員の方はどう思っているのか。
回答11(上村) 経営陣としては申し訳ない。社員への説明会は二回。現経営陣を信頼して業務をしている。

会場質問12(98) 新東は、裏口上場となるのではないか。
回答12(谷) 一切考えていない。

会場質問13(98) 過半数を抑えることについて。
回答13 現経営陣と協調して企業価値を高めたい。ガバナンスにのっとって運営したい。

会場質問14(六番) 横領に関して、弁護士費用が掛かっている。請求して回収せよ。どうなったのか。
回答14(上村) 取締役を辞任している。第三者委員会に対しても応じている。老齢なので、認知症。理解できていない。収入もない。金銭的補償を求めたことはない。

会場質問15(6番) 刑事告訴しないのであれば、なぜ回収しないのか。新東に株を売ってお金があるはず。
回答15 綱領ではなく、流用。それは返却されている。

会場質問16(6番) 弁護士費用は。
回答16 ご当人の問題だ。

会場質問17(6番) 当人が認識できるかどうかは関係ない。
回答17  請求の余地がある。多額ではなかった。一時的なもの。借り入れた金額はすべて弁済。40年以上代表取締役であり、創業者。退職金は支給しない。すでに高齢。訴訟となった場合、相当因果関係の有無や過失相殺などで全額認められるとは限らない。なお慎重に考えたい。

会場質問18 刑事告訴しないのだから、金銭的損害。無能だ。
回答18 あなたに無能と言われる覚えはない。

会場質問19 ヘキサゴンピクチャーへの回収は。
回答19 左前だが、多少ずつ毎年返還している。金額は差し控え。想定していないので、あとで回答する。

質問20(12番) ウェブ・プロジェクトについて。これでおしまいなのか。来年以降利益に貢献できるのか。
回答20(上村) 検収により収束。ノウハウを他省庁との折衝に使いたい。

会場質問21(12番) すると、まだ収益にはつながらないのですね。
回答21 木村 ボリュームはあったが、アセスビリティが適用される。かなりノウハウを積んだので、今後利益のでるものを取っていきたい。引当はすべてしているので今後の赤字にはならない。ノウハウを生かして今後につなげたい。赤字を出さないように、利益率を考えたい。

会場質問22(12番) 受注した執行役員はいない。こういうのは、人についてくる。退社すると何ものこらないのではないか。
回答22(上村) 重々反省している。他社がやっていないので、新しい武器になと思い始めたが、担当がやめたのは病気であり、代理の方を補充してやっている。申し訳ない。
 
谷 ウェブのノウハウが残るのかどうかは、おっしゃるとおり。入ってから、問題点を把握して、洗いざらいしたい。精査の上対策したい。

会場質問23(98番) 委任状はいつごろから集めたのか。
回答(谷) 具体的には把握していないが法令を順守した。具体的には、3月のはじめ頃。

会場質問24(98番) 大量保有に至った経緯。
回答24(谷) 1月15日で株主提案。2月28日に保有目的を変更したため法腰。

会場質問25(6番) 大橋氏に対する損害賠償は検討するのか。
回答25(谷) 内容を精査して検討したい。

質問26(12番) 新東からの反論はあるのか。PRはガバナンスが効かない。広告代理店が入った場合、クライアントメディアとの関係が悪化するおそれがある。
回答26(谷) 新東としても、大手広告代理店との恒常的な取引があるので、我々の参画により支障があるとは思えない。この点、会社側は誤解がある。

質問27(12番) 反論はないのか。
回答27(谷) 新東は、メディアとの関係では共同PRほどではない。が、インターネットに関しては強みがある。たとえば沼田は、共同通信と進めている案件も含め経験能力がある。
当社の売り上げは、共同PRの三倍もあるので、上場企業の経営に問題はない。社歴ではなく、ステークホルダーのため、価値を高められるかどうか。一致団結して彼ら経験を引き出して対応したい。

会場質問28(98番) 今回の資金はどうしたのか。メインバンクはどう思うのか。お金の手当てはどうするのか。
回答28 メインバンクとの関係は良好。今回の資金は自己資金。危なくなったら、それは内容を見て判断。

会場質問29(70番・社員株主) お客様かセンシティブな相談を受けている。情報もれはないのか。新東に情報はもれないのか。
回答29(谷) 新東は、しっかりしとしたコンプライアンスでやる。新東にもれることはない。

会場質問30 共同コンペの時、情報もれがあると大変だとの意見もある。
回答30 ご心配はおっしゃる通り。ご心配にはきっちりと対応する。顧客のかぶりもある。

会場質問31 経営体制が変わったら発注できないとのクライアントもいるが。
回答31 そういことがないよに努める。

会場質問32 取締役が増えることで経費がかさむのではないか。
回答32 価値を生むように全力で頑張る。

会場質問33(87番) 大橋さんが上場するときから持っている。名門だが仕事は属人的だ。広告代理とPRとはまるで違う。それを経営参加することには賛成だ。PRと広告代理業が一緒になるのは初めてなので、企業価値を上げてほしい。
回答 貴重な発言ありがとうございます。

会場質問34(12番) 人の動きはどうか。PR会社の草刈り場になっているという話も。
回答(上村) 算出していないが、PR業界は、人材の移動が多く、毎年30人程度退職。3年前の不祥事で体色は増えたが補充している。4月には7名の入社を予定。

(12時3分 あと1名)

定足数 議決権数
議決権数 12294
行使議決権 10425
新東通信 5988
一号議案 否決
二号議案 かなり多くの拍手 否決 
三号議案 可決 

12時10分、新役員挨拶し、終了。 【了】


山口三尊(やまぐち・みつたか)
1967年、東京都出身。私立麻布高校、中央大学法学部卒業。資格試験予備校講師の傍ら、カネボウ、レックスHD株をめぐる裁判で勝利。カネボウ個人株主の権利を守る会代表、アドバンテッジ被害者牛角会代表、東宝被害者の会、ローランド被害者の会代表。不動産鑑定士試験合格。


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