2015年8月24日発行

【対談 金澤悦子×横田由美子】自分らしく、ラクに人脈を広げるための4つのレッスン〜3rdレッスン

金澤悦子はびきゃりアカデミー代表/撮影 編集部

【8月24日、mulan=東京】

はぴきゃりアカデミー代表の金澤さんをお招きしての「自分らしく、ラクに人脈を広げるための4つのレッスン」(全4回)、3rdレッスンは、「個人戦ではなく、団体戦で行こう」です。


■自分の知り合いを惜しみなくつなげていく


横田 前回、団体戦的な人脈の広げ方、というお話が出ましたが、金澤さんはどんなことを心がけているのですか?

金澤 基本は、横田さんと一緒です。自分の知り合いを惜しみなくつなげていく、という方法です。例えば、いわゆる大物の方とのご縁を得たとするじゃないですか。普段、なかなかお会いできない方との会食は、刺激的ですし、楽しいのですが、同時にものすごく緊張もします。「本当に私との会食で楽しんでいただけたのだろうか」と、不安も過ります。

でも、その方にとっていい縁になるだろう人、その方とお近づきになりたい人を誘い、みんなで会う方が、ずっと気がラクです。紹介した人と仲良くなっていただければ、「この縁をつないでくれたのはカナザワだ」と、仮に私がその場にいなくても、みんなの頭の中に私を印象づけることができます。

自分にとっても、つなげた方々にとっても、この上ない方法だと。

横田 わかります。一人で体当たりの人脈術って限界がありますよね。相手が立場的にかなり上の方だったり、いわゆる偉い方だったりすると、会話にせよ何にせよ、レベルを合わせるだけでも大変です。それに、やっぱり気疲れもします。

金澤 本当に。

横田 私の場合、最初は個別に紹介していました。ただ、その方法だと、どうしても時間がかかってしまって。それで、コミュニティや会の主催をする方向に変えたんです。複数人を集めてしまった方が効率的なのでは? と、思ったからです。


■怪我の功名


金澤 コミュニティや会の主催って大変じゃないですか?

横田 おっしゃる通りで(笑)。「元気なキャリア女子を集めた会」やら、「メディア関係者と政治家や官僚など、著名人を引き合わせる会」やら、いろいろやっていました。私が運営のすべてを担う必要はなかったのでしょうが、MLの管理から、出欠管理、場所の手配、当日の受付など、全部1人でやっていたので、ものすごく大変でした。

効率的にするはずが、かえって手間が増えしまった感じで・・・・。

金澤 今、そのコミュニティや会はどうなったんですか?

横田 引き合わせる人数が多くなると、かえって非効率ということがわかりましたし、来てくださった方への配慮も行き届かないので、最終的には、5、6人規模の会として運営しています。

金澤 一瞬にして多くの人を魅了できるカリスマだったら、こんなに人脈づくりにこんなに悩むことはなかったんでしょうけどね。それができないからこそ、編み出した方法ですよね(笑)

横田 本当に。怪我の功名と言うべきか、人見知りでカリスマ性がなかったお陰ですね(笑)

金澤 同感です。私自身も、結果的に自分らしい人脈の広げ方を見つけることができたので、良かったなと思っています。

横田 では、次回は、自分らしい人脈術の見つけ方について、さらに詳しいお話を伺っていきたいと思います。(取材・構成 ムーラン編集部)【了】


金澤悦子/かなざわ・えつこ

株式会社はぴきゃり代表取締役。株式会社リクルートホールディングスを経て、94年、株式会社キャリアデザインセンターに創業メンバーとして参画。01年、日本初の総合職女性のためのキャリア転職マガジン「ワーキングウーマンタイプ」を創刊し、5000人以上の女性を取材。現在、『はぴきゃりアカデミー』(http://www.i-color.info/)を運営し、オリジナル素質診断ツール「i-color」を使ったセミナーを通じて、年間300人以上の女性たちを「ココロとサイフが満たされる仕事発見」へと導く。近著に、『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』(実務教育出版)がある。


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