2015年8月4日発行

江川紹子氏の「大火砕流に消ゆ」(電子版)が、いよいよ発売!

「大火砕流に消ゆ」(Magnolia出版・619円)

【8月4日、mulan=東京】

3日、ジャーナリストの江川紹子氏の90年代の名著である「大火砕流に消ゆ」(Mulan)が弊社から発売された。

現在は、Amazonだけだが、楽天koboやibookなどでも、順次、展開していく予定。いずれも、専用機種がなくとも、デスクトップのPCがあれば、アプリをダウンロードすることで読める。

電子版復刊にあたり、江川氏の新たな論考に加え、火砕流を撮影した未発表作品も新たに含まれている。表紙はカメラマンの西川清人氏の写真。ご遺族の協力で、提供いただいたものだ。

以下は、書籍概要。

〈1991年6月3日16時8分、長崎県島原半島にある雲仙普賢岳で大火砕流が発生した。その日、「火の濁流」に呑み込まれた報道陣の数は約20名。警戒にあたっていた消防団員や避難できなかったタクシー運転手など地元民を含めると、43名の命を奪う大惨事となった。本書は、若き日の江川紹子氏が、現場の最前線に立っていた報道カメラマンひとりひとりの人生を丹念に追うことで、ジャーナリストとして持つべき危機管理や自己責任のあり方をも問うている。それから四半世紀─本書で問題視されたメディアと安全の問題は未だ解決されていない。一方、この間も、自然災害によって多くの命が失われた。昨年の御嶽山の噴火、そして2015年は、鹿児島県の口永良部島火山の噴火に加えて、箱根山・大桶谷で噴火が確認された。個人やメディアだけでなく、国全体として考える時期に来ている今、かつての名著が甦った。なお、表紙の写真含め巻末に掲載されている10枚の写真は、火砕流で命を落とした西川清人氏の遺族のご厚意で、新たに提供いただいたものである〉

メディアに携わる人でなくとも、ぜひ手にとっていただき、命の重さを実感していただければと思う。【了】


「大火砕流に消ゆ」(江川紹子著・Magnolia出版)
Kindle版 619円(税込み)


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